オルガンやエレクトーンに表示されているこの数字、ご存知です?

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16から1まで並んだ
このスイッチ、
ドローバーといいます。

数字の単位はフィートで、
ちなみに1フィートは
約30センチです。

いちばん大きな数字の
16フィートだと、
5メートル弱
と、いうことになります。

いったい、なんのこと???

実は私も
最初は知らなかったんですが
パイプオルガンの
パイプの長さを表しているそうです。

へぇ~
5メートルもあるパイプの
音って....
すごい重低音でしょうね。

ご存知のように
楽器というのは、
その大きさが
大きくなると低い音が出やすい
小さくなると
高い音が出やすい
という特性がありますよね?
これは、
弦楽器でも打楽器でも
同じことです。

グランドピアノの
なまめかしいカーブのラインは
このためだったんですね。

オルガンに話をもどしますが、
16、8,4,2,1と
パイプの長さが、
半分になっていきますので
1オクターブずつ高くなって
いきます。

ところが
よく見ると
端数のついたドローバーが
4つあります。
どんな計算か私にはわかりませんが、
ソラシドレミファソのト長調
ミファソラシドレミのホ長調
鳴ってしまうんです。

これが
ハモンドオルガン
エキセントリックな響きの
仕組みなのかな?